5月 252016
 

旅の思い出を決める大きな一つの要素として「天気」があります。
僕は今まで晴れの日しかツーリングに出なかったのですが、グランド・ツーリングに出ると雨の日が当然あり、それによって雨の日の魅力にも最近気付いてきました。
とは言え、晴れているに越したことはありません。

そこで僕が活用しているのは「アメダス(AMeDAS)」です。
アメダスは国内1,300ヶ所にある無人観測所の通称で、気象観測システムのことを指します。
そしてアメダスのデータは我々一般人も見ることが出来、それが旅をする上でとても役に立つので紹介します。

以下の画像はiPhoneアプリ「気象天気図」のスクリーンショットです。
日時は2015年9月10日、僕が北海道を走り回っていた日ですね(笑)

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この図が表しているのは「日照時間」と言い、1時間のうちどれだけ太陽の陽が当たっているかを意味しています。
つまり、1.0なら1時間ずっと陽が当たっていて快晴、0.0ならドン曇りか雨です。

この時、僕は稚内の街を出発し、網走へと向かう予定でした。
本来の予定はオホーツク海沿いを走る予定でしたが、内陸側の音威子府村や名寄市の方は晴れていることがわかります。
そこで、急遽予定変更して内陸側を走りました。アメダスの情報はほぼリアルタイムなので、かなり正確です。
ちなみに、0.0でも雨が降っているとは限らず、下のタブで「降水量」を選択すれば降水量を知ることが出来ます。

続いて、もう一例見てみましょう。

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これは2日後の9月12日
僕は中標津街の宿を出発し、屈斜路湖や摩周湖へ向かうか、根室・納沙布岬へ向かうか悩んでいたところです。

この図を見ると、屈斜路湖周辺は0.0〜0.2なので、青空は全く期待出来ません。
一方、根室・納沙布岬は1.0、それどころか太平洋に沿って釧路まで0.9〜1.0が続いています。
つまり太平洋沿いは快晴だということがわかったので、太平洋沿いを走ることを決めたわけです。

以上のようにアメダスを活用すれば、晴れ間を探してどこへ向かうべきか大きな手助けとなります。
もちろんアメダスは日照時間だけでは無いので、いろいろな情報を元に旅をすることが出来るわけです。
事実、北海道を走っていた際は随時天気はチェックし、活用していました。

これ以上話をすると、北海道へ行きたくてたまらなくなってしまうのでこの辺で(笑)
旅をする際は是非アメダスを活用してみて下さい^^

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