8月 102016
 

Z33の中期・後期型の純正タイヤサイズはフロントが225/45/R18、リアが245/45/R18です。
特段レアなサイズということもないですが、豊富に選べるほどもない、という微妙なサイズ。
フロントタイヤのスリップサインが露出し、ズルズルとなったので、現時点で選べるタイヤを一通り整理してみました。

現在履いているのはフロント・リアタイヤ共にBRIDGESTONE POTENZA RE-11。
2013年の年末にリアタイヤがパンクしてしまい、やむを得ずフロントタイヤに合わせて納車時に履いていたFALKEN ZE912からPOTENZA RE-11へと交換したわけです。
在庫があったというのも理由ですが、POTENZAともなると割引が効いても1本35,000円ほど。仕方無いとはいえ、なかなかのお値段です(泣)

今回も再びフロントタイヤをリアタイヤに合わせてPOTENZAを選んでしまうと、POTENZAスパイラル(?)から脱却できそうにないので、もう少し安いタイヤを探そうと思った次第です。

僕がタイヤを選ぶ基準の一つに、U.T.Q.G.(Uniform Tyre Quality Grading)があります。
これは米国の運輸局が定めた規格で、TREADWEAR、TRACTION、TEMPERATUREの3つでタイヤのサイドウォールにこれらの性能が刻印されています。
で、それぞれが

TREADWEAR・・・トレッド摩耗。テストによって寿命を数値で表している。一般的に大きい程長持ちする。
TRACTION・・・ウェット路面でのブレーキ性能。ドライ路面や、ウェット路面での旋回・加速性能、ハイドロプレーニング性能は含まれません。AA、A、B、Cで表されます。
TEMPERATURE・・・耐発熱性および熱発散性。良い(A)ほど、異常な発熱を起こさないタイヤということです。A、B、Cで表される。

となってます。
あまり日本では馴染みのない性能表記ですが、米国では厳密に格付けされているんです。
日本で馴染みのあるアメリカのタイヤメーカーはGOOD YEARくらいで、アメ車なんて日本じゃほとんど馴染みがありませんが、こういうところはしっかりしてるんですよね。アメリカらしいです(笑)
とは言え、タイヤなど履いてみなければわかりませんし、一つの基準があると選びやすくなりますね。

さて、話が逸れましたがサイズのある中で225/45/R18における一般的なハイグリップラジアルタイヤのU.T.Q.G.値は以下の通り。

メーカー タイヤ TREADWEAR TRACTION TEMPERATURE
BRIDGESTONE POTENZA RE-11 200 A A
BRIDGESTONE POTENZA S001 280 A A
MICHELIN Pilot Super Sport 300 AA A
DUNLOP DIREZZA ZⅡ★ 200 A A
YOKOHAMA ADVAN Sport V105 240 AA A
YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD08R 180 AA A
PIRELLI P-ZERO 220 AA A

 

価格的には、ZⅡ★は国産ハイグリップラジアルタイヤの中では一番リーズナブル。
サーキットにほぼ行かない私には勿体無いほどのドライグリップがありますが、最大の問題はリアタイヤの245/45/R18が無いということ(泣)
TREADWEARが200ということで今履いているRE-11と同程度の寿命ということでしょう。

この中で唯一、ミシュランPSSだけが300に到達しており、この点はさすがです。
まあPSSはMICHELIN、Ferrari、BMW M、Porscheのそうそうたる4社が集まり、ウルトラ・ハイパフォーマンスカーのための共同開発品なので良いのは必然でしょう(笑)
もちろん、その分高いのでカネの無い僕には厳しいですが(汗)

また、ADVAN Sport V105や、DUNLOP SP Sport Maxx 050+といったハイグリップでありながら、耐ハイドロ性能やコンフォート性能も重視したモデルもとても気になっております。(Maxx 050+は同サイズでのU.T.Q.G.が見つからなかったので未掲載)
特にV105はポルシェ 718ボクスター/718ケイマンやNDロードスターに純正採用されているタイヤでもあります。純正採用されるだけあって、総合性能に優れているタイヤと言えるかと思います。

他に有名ドコロでは、グッドイヤーのEagle RS-Sportや、クムホ V700、フェデラル 595RS-Rなども検討したのですが、どれもサイズが無いのです(泣)

ということはやはり本命は・・・

(つづく・・・のか?)

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