【ドイツ旅行記】 〜ニュルで見かけたスーパーカー編〜
勝手にやっている”ニュルで見かけた〜編”シリーズ最終回です。
最終回を飾るのは、やはりスーパーカー。
ニュルブルクリンクは世界中からクルマ好きが集まるということは、お金持ち大国アラブからも来るわけです。
458ですらかなり高価なスーパーカーですが、458の強化バージョンであるスペチアーレが、それも2台続いて・・・
アラブのナンバープレートを付けているので、恐らく空輸?とかで持ってきて走っているのでしょう。
スポンサーらしきステッカーも貼っているので、何かのイベントなのでしょうか?
こんな車でニュルを走るのは、金銭的にも技術的にもかなりハードルは高そうです。
3台で1億円を超えるわけですが、1台で1億円を超える車も・・・
マクラーレン P1です。
世界限定375台のみ生産され、お値段1億円。
エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドで、合計最高出力は916PS(!)、最大トルクは900N·m(!)だそうです。
なんだか訳のわからない数字が並んでいますが、ブレーキには日本の曙ブレーキが採用されているのが話題になりましたね。
300km/hオーバーから瞬時に減速させる制動力も持ちながら、街中での乗りやすさも考え、さらにブレーキ鳴きもしないというからその技術には驚きです。
続いて、さらに価格が上がってこちら。
お値段は2億円オーバー?なんだかもうよくわかりませんが、”とにかく馬鹿高い”ブガッティ・ヴェイロン。
8.8L、W型16気筒、クアッドターボ、最高出力1001PS、最大トルク1250N·m・・・
化け物みたいなエンジンには、冷却水50L、エンジンオイル23Lが必要で、全開にした時の燃費は0.8km/Lだそうです。
とにかく、ここは世界中のスーパーカー&スポーツカーが集結しています。
クルマ好きにとって”走ること”は、もちろん最上級の楽しみ方です。
しかしそれ以外にも、日本からニュルブルクリンクへ行き駐車場を眺めていると、日本未発売の新型車や、個性的にカスタムされた車が溢れかえっており、駐車場を歩くだけでまさに”モーターショー”と”東京オートサロン”を合体させたような楽しさも味わえてしまいます。
何度も言うようですが、クルマ好きにとっていろんな楽しみ方が出来るニュルブルクリンクは、まさに楽園なのです。