秋の東北ツーリング 2日目
秋の東北ツーリング、2日目。
部屋から見る蔵王の温泉街は紅葉が綺麗だった。
残念ながら天気予報は良くない。それでも、空には雲が多く浮かんでるものの、晴れ間が見えていた。
朝食。
左上の焼き納豆?が初めての遭遇で、美味しかったのを覚えている。
さ、走り出そう。今日の目的地は酒田だ。
途中の駐車スペースから見る山形の街には、低空に雲が浮かんでいた。
幻想的な風景だった・・・
酒田までどうやって行こうか前日に少し悩んでいたけど、結局R112で行くことにした。
目の前に見える立派な英国風の建物は「文翔館」
現在は山形の郷土資料館として見学できるそうだ。
その後は天気も予報通りイマイチとなり、小雨が降ったり止んだり。
R112を淡々と走って道の駅にしかわへ。
ここで月山そばが美味しそうだったので、お土産に買っていくことにした。
途中、月山湖の近くを通ると超高くまで噴水が上がっているのを見つけて急遽寄った。
急いでiPhoneのシャッターを切った頃には終わりかけだったが、1時間に1回噴水が上がるらしい。
しかも高さは112mで、日本一なんだとか。
噴水が終わった後の月山湖をもう1枚撮って、ここを離れた。
そのままR112を走るだけでは芸がないので、月山湖西端で右折、月山・弓張平オートキャンプ場方面に向けて、名もなき旧道を往く。
この判断は大当たりで、ただでさえ比較的交通量の少ないR112だが旧道は誰一人おらず、紅葉を満喫することが出来た。
R112ではいくつもの長大なトンネルで貫く区間だが、雨降る中、一人寂しく月山の峠を越える・・・
旅のたまらないワンシーンだ。
淡々と旧道で山を越え、R112に復帰。
その後は”庄内こばちゃえライン”という広域農道で出羽三山の一つ「羽黒山」へ向かうことにした。
出羽三山は「湯殿山」「月山」「羽黒山」の3つの総称。
…って、よく考えりゃ湯殿山も通り道だったし寄れば良かったかな。この時は結構土砂降りでやる気を失っていたのです^^;;
旧道を走っている頃は土砂降りだった雨も、一時の山の天気って感じで羽黒山に着いた頃には止んでいた。
この随神門から先が出羽三山の神域となる。ここから先、通ってきた湯殿山や月山まで神域が続いているのだ。
だから境内はめちゃめちゃ広い。全部歩くのは無理^^;;
それでも雨上がりの空気が心地よく、清々しい気分だった。
羽黒山の最大の見どころといえば、国宝として指定されているこちらの五重塔だろう。
内部に入って見学も出来るそうなのだが、あまりに人が並んでいたのであっさりと諦めた^^;;
おまけに三神合祭殿まではかなりの石段を登るので、こちらも諦めた。
こんなんじゃご利益を享受出来ないね〜ダメダメです~_~;
羽黒山の五重塔を見たのに加え、さらに五重塔を。
という意味不明な理由で訪れたのは「龍王尊 善寳寺」
ここは曹洞宗三大祈祷所の一つということで、余談ですが我が家の宗派が曹洞宗なので、そんな理由で訪れました。
こちらの五重塔も羽黒山に負けず劣らず立派で、1893年建立。
登録有形文化財に指定されています。
この後は湯野浜温泉にでも行こうかと考えたのですが、なんだか行きたい温泉も思いつかず、やる気がでなかったのでやめました。
ということで、とりあえず酒田市街へ向かうことにしました。
以前の日本海ツーリングでも酒田に泊まったのですが、その時は夜到着で翌朝すぐに鳥海山へ向かったので、酒田の街を少し見てみることにしました。
こちらは「山居倉庫」
その昔、米を保管していた倉庫のようです。今ではお土産屋等が入っており、見学することが出来ます。
ここまでイマイチな天気でしたが、少し日本海から西日が差してきたので、ひょっとして夕陽が見られる?と思い、北上することに。
ということで、山居倉庫の滞在時間は多分10分くらい(笑)
一気に北上して西浜海岸まで来てみました。
が、残念ながら夕日は雲の中。遥か遠くでほのかに太陽の色が感じられました。
不発に終わった夕日作戦を終え、夕食にしました。
向かいにある「道の駅 鳥海 ふらっと」でマグロと雲丹の海鮮丼。
珍しい組み合わせな気もするけど、美味しかった。
その後は「鳥海温泉保養センター あぽん西浜」で温泉。
地元の人で賑わっている温泉施設でした。
その後は宿へ向かいます。
本日の宿は「ホテルイン酒田」
駐車場も広く、近くにイオンやコンビニがあるので日本海ツーリングの時に泊まった宿です^^;;
日本海ツーリングの時に来たかっぱ寿司も健在でした。
3日目へ続く。