初夏の北海道ツーリング 2020 5日目
5日目です。
今日の天気は生憎の雨模様。
ということで朝から川湯温泉にたっぷり浸かり、ノンビリと出発です。
今回宿泊した川湯温泉の宿は「湯の閣 池田屋」
大きな露天風呂を楽しみに行ったのですが、数年前からやっていないとのこと。
おまけに貸切風呂もプランが違う(?)らしく、利用できず・・・
まあ普通の大浴場と露天風呂でも十分満足なんですけどね。
館内が閑散としているのはコロナの影響かと思いきや、大半の客室は営業していないようです。
というのも、以前に一度倒産しており、今は中国系の経営になっている模様。
微妙にホスピタリティが低いのにも納得です(汗)
(川湯温泉の宿はKKR川湯か、欣喜湯が良いかなぁ。。。その他は泊まったことないですのであくまで参考)
なんだかちょっと愚痴っぽくなっちゃいましてゴメンナサイ^^;;
とは言え、北海道各地も経営の厳しい宿が多いのは事実なのでしょう。
雨の中、宿をチェックアウトし、まずはセイコーマート やまな店で朝食です。
小雨ではありますがシトシトと雨が降っています。
でもこんな日もあるのがグランド・ツーリング。
雨の日には雨の日にしか見られない風景があるのです。
隣のホクレンで給油し、阿寒湖方面へR241を走ります。
R241は幹線道路というか、重要な輸送路だけにマイペース走行はなかなか叶いません。
それでも譲ってもらい、阿寒湖へ到着。
阿寒湖畔は以前訪れているので今回はスルーしようかと思っていたのですが、友人曰く「阿寒湖畔展望台」というのがあるとのこと。
雨もちょうど止んでいたので、向かってみることにしました。
ゲレンデに向かう坂を上り、車を停めて歩くこと数分・・・
こんな感じで阿寒湖を見下ろす景色が見られました。
展望台と言っても、要はスキー場のゲレンデから見られる景色なわけです。
阿寒湖は湖畔の温泉街だけだと思っていたので、見下ろせる展望台があるとは気付いていませんでした。
帰りはゲレンデを一気に下りました(笑)
その後もR241を安全運転で淡々と走り、足寄へと向かいます。
(今日まで交通安全運動期間なんです・・・)
そして「道の駅あしょろ銀河ホール21」に到着です。
もともとここにも鉄道が通っていたそうです。
国鉄廃止後もしばらくは「北海道ちほく高原鉄道」という第三セクターとして運行していたそうですが、2006年に廃線になっています。
道の駅はクマがコロナ対策仕様になっていました(笑)
この道の駅はなんだか寄ることが多いのですが、いつも気になるのが放置されているマツダ RX-3と日産 シビリアン。
ガラスも割られていなかったり結構状態は良さそうな一方、少なくとも10年くらいは放置されていそうです。
ちょっと調べてみたんですが、真相は掴めずでした・・・
気を改め出発。
続いて向かったのは「ナイタイ高原牧場レストハウス」改め「ナイタイテラス」
快走ワインディングロードを駆け抜けて到着すると雲の中(汗)
ま、わかりきってましたが(笑)
でも良いんです、美味しいソフトクリームが食べられれば。
400円と北海道の中ではなかなかリッチな価格のソフトクリームですが、しっかりと価格に見合った味わい。
濃厚なのに決してくどくなく、さらに一段上を行くハイレベルなソフトクリームでした。
さて、今日の宿は層雲峡に取りました。
有名な観光地ですが、実は行くのは初めて。
ナイタイ高原牧場を後にして、R273を北上。
そして一度見たかった「タウシュベツ川橋梁」の展望施設へ。
これも実は7月ならではの風景。
なぜなら9月には糠平湖の水位が上がり、タウシュベツ川橋梁はその姿のほとんどが水中へと沈んでしまうからです。
これもきっと将来的には失われゆく運命にある風景なのでしょう。
かつては鉄道が往来していた橋が、月日とともに自然に還ってゆく・・・
そんな儚さが人を惹きつけるのでしょう。
さらに北上。
残念ながら三国峠も真っ白でしたのでスルー。
一気に宿へ向かうつもりでしたが、「銀河の滝」という看板を見つけて寄ってみることに。
雨も止んでいましたしね。
これが銀河の滝。
でも、実は隣に「流星の滝」というのもあるらしい。
そして、それは徒歩5分くらいのところにある「双瀑台」という展望台から見られるとのこと。
ってことで歩き出したのですが、結構な上り階段(汗)
しかも一向に展望台も見えず(泣)
諦めかけたそのとき、ようやく展望台に到着しました。
確かに大きな滝が2つ。
なんとか登ってきてよかったです。
が、ボチボチ階段を上ることになるので行かれる方は少しだけ注意(笑)
良い時間になったので宿へ。
今日の宿は「ホテル大雪」
展望の良い温泉に浸かり、北海道の食材たっぷりのビュッフェを夕食に戴きました。
6日目へ続く。