初夏の北海道ツーリング 2020 6日目
6日目です。
宿泊していた層雲峡のホテル大雪をチェックアウトし、今日はニセコに宿を取っています。
まずはR39で旭川方面に向かって北上。
まずは市街地走行(と言っても関東と比べれば十分流れていますが…)が続きます。
淡々と60〜80km/hくらいで流していると、ボクスターの燃費は驚きの数値に。
19.0km/L・・・
直噴とはいえ2.7L自然吸気6気筒エンジンを搭載したスポーツカーの燃費とは思えず、技術の進歩に驚くばかりです。
高燃費というとエコカーばかりが浮かびますが、高燃費とは即ち高効率。1滴の燃料からどれだけのパワーを生み出せるかという観点では、そこを追求したポルシェは必然的に燃費も良くなるのでしょうか。
旭川の街をパスし、R12で深川方面へ。
途中のd4で芦別の街へ向かって南下するルートを辿ります。
良い時間になったので、道の駅スタープラザ芦別に立ち寄ります。
まあ、名前に惹かれたのですが・・・
道の駅に近づくと何やら怪しげな大仏が・・・(下の写真左側)
もともとはバブル期に存在していた芦別レジャーランドという施設の展望台的役割を持っていたそうです。
名前は「北海道大観音」という、そんな名前付けて良いのか的な名前で小さく見えますが高さ88m。
バブル崩壊と共にレジャーランドは閉業し、その後は所有者も何度か変わり、今はよくわからぬ宗教法人の所有物になっているようです。
なんだか淡路島にも怪しい大観音がありますが、それを思い出しました・・・
ちなみに道の駅自体は”星”要素は無く、隣の「星の降る里百年記念館」に行かないと意味がなさげでした。
というわけでコカ・コーラを仕入れて再出発です。
R452で南下。
ここは物流の主要道路なのか、流れもイマイチ。フラストレーションの溜まる巡航が続きます。
とは言え桂沢湖までくればクリアラップ。
多くのトラフィックは三笠市に抜けるため、シューパロ湖まで一気に走りきります。
で、着いたシューパロ湖。
9月と同じくらいの低水位かと思いきや、昨年は見えた白銀橋等が水没してたため、どうやら水位は高めのようです。
そして夕張市街に近づくと結構な大雨に。
夕張炭鉱も行ければ行きたかったのですが、冷静に考えると時間的に厳しいということで断念。
本日の目的は夕張メロンを食べることなので、JAメロンドームに立ち寄るのみとします。
昨年9月に来たときは発送用のメロンは終了していましたが、7月であればまさに旬。
今回はカットメロンも「秀」グレードのものを戴き、「優」グレードのメロンを自宅に発送しました。
ちょうどセールをしていたようで、リーズナブルに購入できたので満足です。
雨も降っているし、今日から連休。
リスクを減らすべく少しばかり高速でワープする意見で一致。
夕張ICから千歳東ICまでを道東自動車道でワープします。
その後はR453で支笏湖を通過し、強い雨が降る中、国道沿いにある「北海道きのこ王国」へ立ち寄ります。
ここは毎回前を通る度に賑わっており気になっていた場所。
店内はきのこ一色の面白さになめ茸と乾燥しいたけをお土産に購入しました。
R276に接続し峠を越えると、雨は次第に弱くなり、路面はドライコンディションに。
すっかり羊蹄山なんて見えないと思っていたのですが、先を見るとなんと晴れ間が!
上空は相変わらず厚くて重い雲が覆っていますが、なんと羊蹄山周辺は晴れ。
まるでその先には楽園が広がっているかのごとく、眩しく光る羊蹄山がそびえ立っているのです。
北海道の天気って本当にエンターテイナーですね。
ちょうどこの時SARD UDERGROUNDの曲を聴いており、この瞬間とピッタリとマッチしていたのでした。
今宵の宿は「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」です。
駐車場でスズメバチ数匹にたかられるアクシデントがありましたが(汗)、無事チェックイン。
良質なニセコ温泉と、魅力たっぷりのディナービュッフェを満喫し、力尽きて早めに就寝するのでした。
7日目へ続く。