デントリペア
先日の若狭・伯耆ツーリングに向かう朝、朝陽に輝らされたボクスターを眺めていると、
「おや・・・?」
右リアフェンダーにラインの歪みがあり、よくよく見ると軽く凹んでいる模様…。
うーむ、全く記憶にありません(汗)
パッと見ではわからない程度ではあるものの、こういうのは一度見つけて気になると嫌なシコリのようにずっと気になるもの。
というわけで、「デントリペアワークス」さんに打診して、デントリペアによる修理を依頼しました。
こちらのお店は前車のZ33に乗っていた2014年頃、強烈なドアパンチを喰らった際に藁にもすがる思いで駆け込み、短時間で安く完璧に直していただいたリペアショップです。
そんな経験もあり、個人的に絶対的な信頼を寄せていることもあり、今回も迷わず依頼させていただきました。
メールでのやり取りの後、予約日に入庫すると真っ先に「ここですよね?」と指摘されたのは右側ではなく左側のリアフェンダー。
私の眼では全く気付かなかったのですが、どうやら左側も僅かながら同じように凹んでいる模様(汗)
指摘されてからじっくり見てもかなりわかりづらいので、ここも直すかは保留としつつ、最も目立つ右側をまずは直してもらうことに。
ところがその右側リアフェンダーも、なんと2ヶ所凹んでいる模様(汗)×2
なぜ知らぬ間にそんなに凹んでいるんだボクスター(泣)
デントリペアとは凹みに対して特殊なツールでパネル裏から押し出したり表から叩いたりして形を整える技術ですが、パネル裏にツールがアクセス出来るかが第1ステップ。
予め自分でもパーツリスト等を眺めながらどこかに穴はないかと探してみるものの、それらしき場所は見当たらず…。
しかしながら、職人の勘と言うべきか、ホイールハウス内の小さな穴からアクセスすることでリペア可能なことが判明!
そこから先はみるみるうちに凹みは消え去り、もとの流麗なフェンダーラインが戻りました。スゴイ職人技です。
この勢い(?)で左側の凹みも同時に直してもらい、計3ヶ所の忌々しい凹みは綺麗サッパリ消え去りました。
素晴らしい!!!
ということで入庫からわずか1時間少々で、今回も完璧に直していただき、ウェブサイトにご紹介いただきました。
ボクスターは軽量化のためアルミが多用されており、そのため軽く指で押すだけで歪むほど。
そのため、わずかな力が加わっただけでも今回のようなエクボが出来やすいとのことです。
軽量化による恩恵は走りの面には多分に恩恵を受けているものの、ボディの扱いは少々気を遣いそうです。
走る上で避けようのない飛び石やタイヤカス等による傷は気にもとめませんし”走りの勲章”とはよく言ったものですが、同様に走りとは無関係な原因による傷はあまり残したくないもの。
原因不明の小さな凹み×3でしたが、今回も完璧なリペアをしていただき、晴れ晴れした気持ちで帰路に就くことが出来ました。
(終わり)