東北旅行 2017夏 5日目
東北旅行、5日目です。
この日宿泊していたのは奥入瀬川の下流にある「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」
かの有名な星野リゾートだけあり、和洋折衷の部屋はモダンで広くて、食事は青森の食材を使った美味しい料理のオンパレード。さすがでした。
こちらのホテルには大きなラウンジが2ヶ所あり、どちらのモニュメントも岡本太郎氏の作品。
大きなウィンドスクリーンからは奥入瀬の美しい緑が広がり、ウッド基調のインテリアのアクセントとなりかなりセンスが良いです。
こちらのラウンジ「河神」では「森の学校」と称して、講師の方による奥入瀬渓流の成り立ちや植物に関する講演が開かれており、宿泊中は誰でも聴くことが出来ます。
夏なので暖炉は稼働していませんが、冬は暖炉に火が灯り、窓の外には美しい雪景色が広がることでしょう。
うーん、ずっといられそうです。
こちらがエントランス。
見ての通り、建物自体は星野リゾート以前からあったホテルを改装して作っています。
もともとあったホテルをここまで魅力的に仕上げるんですから、このあたりが星野リゾートの上手さでしょう。
ちなみに温泉も渓流の緑に囲まれた素晴らしい露天風呂でした。
さて、ここからはアクティビティのスタートです。
星野リゾートでバスが定期運行していますので、ホテルから「三乱の流れ」までバスで向かい、そこから徒歩で「雲井の滝」まで奥入瀬渓流ハイキング、帰りは再び星野リゾートのバスに乗って帰ります。
奥入瀬渓流は奥入瀬川に沿って写真のような遊歩道が整備されており、基本的な装備で歩くことが出来ます。
こんな感じで美しい風景が続くのですが、もはやどれが三乱の流れでどれが阿修羅の流れかわかりません^^;;
奥入瀬渓流は十和田湖と繋がっていることは知っている方が多いと思いますけど、十和田湖に流入する川ではなく流出する川なんです。
…って、常識なのかもしれませんが、行くまで知らなかったデス^^;;
なので水の透明度という意味では、案外濁ってます。まあ、時期とタイミングにもよるのでしょうが。
先程は十和田湖から流出するのが奥入瀬川だと言いましたが、途中いくつも合流する川があります。
「三乱の流れ」はまさしく3つの川が合流する地点。
1時間少々で雲井の滝に到着です。
雲井の滝は落差25mの大きな滝で、奥入瀬渓流の中では大きな滝です。
とはいえ、こちらも奥入瀬本流ではなく、合流してくる川が滝となっています。
ここから再びバスに乗ってホテルへ戻ります。
チェックアウト後は車に乗って十和田湖方面へ再び奥入瀬渓流に沿って走ります。
途中で寄ったのは「銚子大滝」
奥入瀬渓流本流の最大の滝とされており、見どころとしてよく紹介されていますね。
夏ですが森林に囲まれた渓流沿いを歩いているせいか、そこまで暑くないのです。
そして十和田湖に到着です。
前回来たときは観光船があるくらいで何もないところだな〜なんて思っていましたが、ずいぶん印象は変わりました。
とはいえ遊覧船が目玉なので、十和田湖を船にのって観光です。
ここの遊覧船は面白くて、普通に行って戻ってくるルートもあるのですが、片道運行もあります。その場合は車を陸路で運んでくれるそうです。
小さな島にも名前が付いていた気がするのですが、すっかり忘れました(汗)
遊覧観光を終え、お昼です。
特に目をつけているところもなかったので、遊覧船乗り場のすぐ近くにあるバスターミナル「JRハウス十和田」の2階にあるレストランで食事をすることに。暗くてやっているのか微妙に不安でしたが・・・
頼んだ料理は「十和田バラ焼き」
この辺の名物らしく店が推していたので食べたのですが、これがめちゃ美味〜〜〜!!!
玉ねぎと牛のバラ肉なんてどこでも手に入るし、ただ焼いただけじゃんって感じなんですが、なぜか今まで遭遇したことのない美味しさ。
単純な料理に思えて、奥深い。。。コレ食べに十和田へ行きたいくらいです^^
さて、十和田湖で美味しいバラ焼きを食べた後は帰路につくため、一気に青森市街へ。
こちらは「青森県観光物産館アスパム」の展望台から。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸が見えます。
ここは北海道と青森を繋ぐ青函航路。
遠くに船がいる〜と思ってズームで撮りました。津軽海峡フェリーですかね??
津軽海峡フェリーの先に見えるのは北海道…ではなく津軽半島か下北半島でしょうね。
そして日没の時。
すっかり晴れ渡り、素晴らしい旅の締めくくりとなりました。
帰りも新青森駅からE5系はやぶさで東京へ戻りました。
(東北旅行 2017夏、終わり。)