10代最後の夏、東北1周の旅。(序章) of GT Journal

2014.09.07

10代最後の夏、東北1周の旅。(序章)

何度も触れていますが、今年の夏の大きな楽しみの一つであった東北1周鉄道の旅が中止になりました。




ボクの中では「今年は運が無かったんだ、諦めよう。」と思いながら8月を終えたのですが、やっぱりどうしても落ち着かなくなり、10代最後の夏をこんな形で終えて良いのかなぁなんてことを考えていました。



いろいろ考えた結果、やはり東北へ旅に出ようと決めたわけです。



決めたと言っても、実は前日まで考えていました(笑)

決め手となったのは二つ、この夏が人生において、10代最後の夏だということ、9/8〜10は比較的天気が良さそうだということ。

まあ、少し大袈裟に書いていますが、一言で言えば「旅に出る」ってだけの話です。



前々日には一応友だちから18きっぷを受け取っていました。そのため、宿などは前日に予約・・・なんとか良い宿が安くとることが出来ました。






さて、今回辿るルートですが、これはあまり問題にはなりませんでした。

というのも、旅をすると決めるまでの悶々とした日々の中で、暇さえあれば時刻表を眺め、地図を眺め、ネットで調べ、ルートをいくつも作成していましたから(笑)

しかし、本来の予定であれば3泊4日でしたが、18切符の残りが2回ということと日程的な問題を考慮して1日減らした2泊3日の小旅行とすることにしました。

それでもルートに大まかな変更は無く、当初は1日目で新潟、2日目で秋田に到着する予定だったものを、1日目はすべて移動に当て、1日で上野→秋田へ行くというルートに変更しました。

今回は一人旅なので、多少ハードで疲れても気にしなくて良いですしね。

2日目は秋田→青森→八戸

3日目は八戸→久慈→宮古→盛岡→上野

というルートです。

日程的なものもあり、盛岡からは新幹線を使います。本来であれば、鉄道の旅に新幹線は極力使いたくないので、常磐線の特急スーパーひたちが仙台まで復旧していれば良いのですが、復旧する気配もないので新幹線を使います。


1日目は移動主体なのであまり見どころはありませんが、12時間も鉄道を乗り継いだことがないのでそれがメインイベントになります。

2日目のメインイベントはやはり秋田→青森を繋ぐリゾートしらかみ号。

3日目のメインイベントは久慈→宮古を繋ぐ、今年の3月に全線復旧した三陸鉄道北リアス線。


といった具合で1日に一つは盛り上がりどころをつくっておきました。

あとは予定通り、時には気ままに旅をするだけです。

旅の前日はやはりワクワクしてあまり寝られないものですね。


これから乗る列車、出逢う景色や人に期待と不安を抱きながら、(1日目)の始まりです・・・