北海道グランド・ツーリング 2016(6日目) of GT Journal

2016.09.13

北海道グランド・ツーリング 2016(6日目)

北海道グランド・ツーリング 6日目、最終日です。(5日目はこちら)

この日は上富良野を出発し、苫小牧フェリーターミナルへと向かわなければなりません。
とは言え、帰りのフェリーは19:00出航なので時間はあります。



上富良野町にある日の出公園オートキャンプ場を出発します。
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昨夜は我々のエネミー(ハエ)がたくさん飛行しており、ハエたたきと殺虫剤を武器に格闘を繰り広げるという過激なイベント(?)がありましたが、一軒家のような広さのロッジは清潔感たっぷりでとても快適に過ごせました。

出発前に、虫取り剤でフロントにこびりついた虫達を落として出発準備としました。



上富良野町から美瑛町は隣のため、美瑛町にある「白ひげの滝」へと向かうことにしました。
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今日の天気も綺麗に晴れており、北海道らしい澄んだ青空が広がっています。
「丘のまち美瑛」というだけあり、綺麗な丘がたくさんあり、とっても長閑な風景。
実に気持ちが良いです。



〜美瑛町 白ひげの滝〜

途中通行止めの道があったりして、迂回して白ひげの滝に到着。
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うーむ、なんという美しさでしょう・・・



美瑛と言えば「青い池」が有名ですが、青い池の青さの由来である「水酸化アルミニウム」は、この白ひげの滝から流れ込んでいます。
というのも、白ひげの滝は珍しい地下水から流れ出る滝なのです。
そういうわけで、この美瑛川も青い池と同じように青く輝いているのです。
糸を引くように流れ出る滝も見事ですが、それに青さも加わるから最上級の美しさ。
近くには白金温泉もあり、もう願ったり叶ったり、最強です(笑)



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白ひげの滝で早速満足したところで、丘のまち美瑛を後にします。
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それにしても、「美瑛」という町の名前は文字も響きも素敵過ぎます(笑)



富良野へ再び戻りましたが、こちらも引き続き美しい丘の風景が広がっています。
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今日で北海道の綺麗な景色も見納めかと思うと辛すぎます。
非常に、帰りたくない気持ちが満載です(笑)



さて、R237を南下していると気になるお花畑が目に入りました。
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(目の前の丘に「なかふらの」と書かれているのが見えるでしょうか?)



で、向かってみました。

〜中富良野町ラベンダー園〜

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どうやらここは「中富良野町ラベンダー園」
もちろんラベンダーは時期的に終わってしまいましたが、それでもいろいろな花が咲いており"富良野らしい風景”を見ることができました。


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そしてそろそろ昼食を、というかそもそも朝食を食べていないので空腹も限界(汗)
ということで、美味しいピザが食べられるらしい「富良野チーズ工房」へ向かうことにしました。



〜富良野チーズ工房〜

到着後、すぐさまチーズ工房内のピッツァ工房へ直行。
1枚1500円ということで、3種類のピッツァ(マルゲリータ、たまねぎ、チーズスペシャル)をそれぞれ1枚ずつ注文。
で、出てきたのがコレ。(ちゃんと5人分にカットしてくれました!)
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マルゲリータ

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たまねぎ

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チーズスペシャル

こんなの、不味い訳がありません(笑)
ここで作られた絶品チーズが美味しいのはもちろんのこと、生地も焼き立てパリパリにモッチモチで極上。
乗ってる食材、全てが美味いです(笑)
北海道、イタリアの食べ物まで美味いとか反則にも程が有ります(汗)
これで1枚1500円なんてリーズナブル。到着したときは時間が早かったこともあり誰もいませんでしたが、帰る頃にはたくさんの人が訪れてきました。
この記事を書いている今も、食べたくなってきてしまいますねぇ(涙)



続いてはチーズ工房内の「アイス工房」へ。
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いざ注文しようとすると、非常に多くの種類があって迷う迷う・・・
1つ乗せの「シングル」と、2つ乗せの「ダブル」があるのですが、みなさんダブル前提で味を選びます(笑)
しかし、それでもこの中から2つしか選べないのはあまりにも残酷です(涙)


で、結局僕は・・・
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ホワイトと富良野ぶどう果汁。
北海道と言えば牛乳、そして富良野ぶどうもサッパリしていて美味しそうだったので選びました。
チーズも捨てがたいですし、富良野メロンも捨てがたかったのですが・・・
繰り返すようですが、北海道には美味しいものがあり過ぎると思いますね。


最後に、非常に説得力のあるピザを食べてしまったのでお土産にふらのワインとチーズを購入。
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こちらでも決めきれず、思った以上に高額になってしまいました(笑)
チーズが美味いだけでなく、それに合わせるワインも作ってるんだから願ったり叶ったりです。



さて、苫小牧方面へと向かいましょう。



去年も締めに入った支笏湖畔にある「丸駒温泉旅館」へ目的地をセットし、淡々と距離を伸ばしていきます。
が、岩見沢市から恵庭市へと繋ぐR342→道道45号のルートで大幅タイムロス!
丸駒温泉旅館に到着するも、フェリーは出航の2時間前までに手続きをしないといけないらしく、旅館の前でゲームオーバー(泣)
ウキウキして温泉に向かっている途中に、体に繋がれた鎖によって現実に引き戻された気分です(泣)



仕方がないので、支笏湖畔R453を最後のドライブとし、苫小牧フェリーターミナルへと向かいます。
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苫小牧フェリーターミナルです。
たくさんの楽しい思い出をくれた北海道とも、もうじきお別れです。
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乗船待ちです。
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出航の1時間半前、17:30から乗船出来るのが太平洋フェリーの良いところなのですが、この2台は車高短車両と判断されてしまい、乗船が最後になってしまいました・・・


クルマを甲板に入れ、サイドブレーキでロック。
荷物をまとめて、インプ乗りのC氏とデッキの上で出航の時間を迎えることに。
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デッキには涼しい風が吹き、苫小牧の夜景が旅の終わりを告げています。
「さ、戻ろうか。」
北海道に別れを告げ、夕食を食べにレストランへ向かいました。

北海道グランド・ツーリング 2016、総走行距離2509.8km。
楽しかった1週間は、あっという間に過ぎていきました。

出発前は台風が多数発生していて行けるかも危うい状態でしたが、終わってみれば楽しい思い出で満たされています。
最初は天気こそ微妙だったものの、後半は概ね晴れ。素晴らしい旅になりました。

そして、北海道は様々な魅力に溢れていることを改めて感じた次第です。
道、景色、温泉、そして食べ物・・・
全てが北海道ならではのものです。
カネはかかりますが、その価値が北海道にはあると思います。

今回は友人も付いてきてくれましたが、こんな無計画で走りっぱなしの旅に付き合ってくれる友人には感謝です(笑)
ありがとうございました!

(北海道グランド・ツーリング 2016、終わり。)