北海道グランド・ツーリング 2016(5日目) of GT Journal

2016.09.12

北海道グランド・ツーリング 2016(5日目)

北海道グランド・ツーリング、5日目です。(4日目はこちら)


今日も概ね晴れの予報です。

起きてiPhoneをチェックすると、昨夜AirDrop機能で大量送信されて来た不快な写真がフォルダを占領していますが(笑)、すぐさま削除して出発準備を整えます。

ロッジを出発し、ドライブロガー「ハイドラ」を起動しようとするも、起動せず・・・
メンテナンスは終了していたみたいですが、どうやら不具合で使えず・・・
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ひとまず、昨日訪れられなかった釧路湿原を一目見ようと、釧路市湿原展望台へ向かいます。


〜釧路湿原〜

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釧路市湿原展望台は、駐車場から20分ほど木の小道を歩いていきます。



すると一気に開け、目の前には広大な釧路湿原が広がっています。
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こうして見ると、「アフリカの写真」と言っても知らない人にはバレないんじゃないかくらいの勢いです(笑)
ライオンでもいるんじゃないか?と言って100円を払って双眼鏡を覗きましたが、当然いませんでした(笑)
その代わり、トラックに乗ったおじさんを見つけることが出来たので、良しとします(?)



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釧路湿原は日本一広い湿原であり、日本全国にある湿原の面積のうち6割を釧路湿原が占めています。
わかりやすく言うと、東西25km、南北35kmに渡って広がっています。
さらにわかりやすく言うと、山手線の内側がすっぽりと入ってしまい、面積で言うと2倍以上の広さがあります。
石垣島や大阪市の面積よりもさらに広い面積を持つ湿原なのです。



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遙か先に見える稜線は、斜里岳だそうです。
直線距離で100km近く離れていますが、今日の天候だと見ることが出来ました。






その後は、通り道にあるセイコーマートで朝食を食べる予定でしたが、どうやらホットシェフの無い店舗だと判明。
ホットシェフが無いと我々の朝食は成り立たないため(笑)、ガイドブックにも掲載されており、友人の提案もあり、釧路市内の和商市場で「勝手丼」を食べることに決定。


〜和商市場〜

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ここ和商市場は、「函館の朝市」「札幌の二条市場」と共に北海道三大市場の一つとして数えられています。
約60店舗が軒を連ね、新鮮な魚介、野菜、肉など、いわゆる「美味いモノ」が何でも揃う市場なのです。
その中で「勝手丼」とは、ご飯だけを購入し、好きな店舗で好きなネタを、好きなだけ乗せて食べるという超魅力的な贅沢丼なのです(笑)




とりあえず、店舗も多すぎネタも多すぎで決めきれないので、最初に声を掛けてくれた店舗に決定。
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しかしながら、魅力的なネタが多すぎて全部乗せたいところですが、金銭的にも体力的にも厳しいので、店員さんのアドバイスを聞きながら厳選することに。



そして各自完成。
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自分は以下の通り。
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さんまの刺身もクセが無く、クジラの刺身も若干の抵抗を感じつつも食べてみれば意外に美味しい。
八角なる聞いたことの無い魚もオススメということで乗せたのですが、これがまた美味い。
こちらのうにはバフンウニ。もちろん、美味い。
ま、いろいろ乗せたのですが全部美味いです(雑)



その後ぶらぶらしていると、富良野のメロンを切って売っているお店を発見。その瞬間食べることが決定しました。
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って、これがめちゃめちゃ甘くてジューシー。
一瞬で完食です(笑)




さ、今日も満足したし、宿へ・・・って、まだ全然走ってません(汗)




ハイドラも復活したことですし、急いでリスタートを決め、R240で北上、阿寒湖へ向かいます。
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〜阿寒湖〜

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阿寒湖と言うと、まずはじめに思い浮かぶのが「まりもっこり」(笑)
とは言えその名の通り、ここ阿寒湖は特別天然記念物である「まりも」で有名な湖です。


さて、阿寒湖に来てみたものの、どこを見れば良いのかわからず貰ったパンフレットを眺めていると、何かが沸き出ているイラストと共に「ボッケ」というワードを発見。
中学生レベルの一同、その響きに大いに関心を寄せたため、「ボッケ」に向かってみることに。



さっきまでの観光地感丸出しの湖畔とは違い、こっちは緑の綺麗な森林の中を行く遊歩道。
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森のパワーを大いに感じ、湖畔を歩きます。



さて、「根こそぎ」という単語はしばしば使われますが、実際に見たことがある方は少ないはず。

それがこちら(笑)
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とても綺麗な「根こそぎ」でした。



それはそうと、ふと湖を見てみるとものすごい透明度。
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まあ綺麗でないとまりもは育たないので、当然といえば当然なのですが・・・




ひたすら歩き、
「ボッケはどこだ?」
「ボッケはまだか?」
とボヤきながら歩いていると、「ボッケ」らしきものを発見。
「おっ、あれボッケじゃね?」
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写真では分かり辛いのですが、水際から湯気が出ているのがわかるでしょうか?
そのため、足を踏み入れると沈み、ヤケドしてしまうため辺り一帯は立入禁止なのです。



さ、満足したことだし戻ろうとすると・・・


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どうやらこちらが本物の「ボッケ」(汗)
「ボッケ」とはアイヌ語で「煮え立つ」を意味しているらしく、泥火山なのだそうです。


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〜オンネトー〜

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こちらはオンネトー。

見る季節・時間によって色が変わって見える神秘の湖と言われています。
しかし残念ながら、オンネトーに到着したときは雲が優勢。
近くにはオンネトー湯の滝という温泉の滝があったり、夏には雄阿寒岳などの登山などの楽しみ方がメジャーだそうです。
ちなみに「オンネトー」という変わった名前は、アイヌ語で「年老いた沼」「大きな沼」という意味を持つそうです。




オンネトーからR241で足寄を経由し、上士幌町を目指します。
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〜ナイタイ高原牧場〜

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ナイタイ高原牧場は、日本一広い牧場として知られています。
その標高785mなのですが、そこへアクセスする道がこれまた素晴らしい。
まるでグランツーリスモのコースメーカーで作ったような、走り好きのツボを抑えた「理想の道」なのです(笑)


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そしてレストハウスからは、十勝平野を一望。
もはやどこからどこまでが牧場なのかわけわかりませんが、とにかく広大。
残念ながら曇り空ですが、景色が拝めただけでも幸運でした。


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牧場と言えば、当然ソフトクリーム。
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これまた濃厚で口当たりが良く、とても美味しいソフトクリームでした。



さ、上富良野町の宿へ向かいましょう。

・・・って、まだ120kmもあります(汗)
やはり、釧路であまりにゆっくりしすぎたツケが回ってきました(笑)
どう考えてもチェックイン時刻には間に合わないので、遅れる旨を電話して合宿スタート(笑)

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台風10号の被害での通行止めから解除したてのR38 狩勝峠を越え、上富良野町までノンストップで走りました。

(6日目)へ続く・・・