石垣島旅行、2日目です。
今日は石垣島の観光はせずに、朝からフェリーに乗って日本の秘境とも言われる西表島、由布島、竹富島を観光します。
まずは石垣島のフェリーターミナルからフェリーに乗って西表島を目指します。
西表島には、石垣島から40分ほどで到着します。
西表島に到着したら、先ほどの大きなフェリーから小さな観光船へと乗り換え、仲間川遊覧です。
仲間川は天然保護区域にも指定されており、天然記念物に指定されている亜熱帯地域独特の植物を見ることが出来ます。
変わった根っこを持っているこの植物は「ヤエヤマヒルギ」と言うらしいです。
どんどん上流へと行き、最終目的地は上陸して、この変わった形をした「サキシマスオウノキ」を見ることです。
このサキシマスオウノキは日本一の大きさを誇り、日本では奄美大島、沖縄本島、石垣島、西表島などでしか見ることが出来ない、とてもレアな植物なんです。
こうして見ると根っこが板のようになっているのがよくわかると思います。
ここからは再び川を下っていきます。
そして遊覧船からはなんと運良く、「カンムリワシ」を見ることも出来ました!!!
このカンムリワシ、特別天然記念物に指定されており、なおかつ絶滅危惧種としても指定されているとても貴重な動物なんです。
こうして自然界にいるカンムリワシを運良く見ることが出来るのも、西表島の魅力でしょう。
下っていく途中でも、小さな「サキシマスオウノキ」がありました。
西表島を仲間川から。
仲間川をカヌーで上っている方もいました。
続いては由布島観光です。
由布島は西表島にほど近く、水位も膝くらいしか無く、水牛で渡って15分ほどです。
由布島は堆積した砂だけで出来た島で、人口も10人ほど、周囲2.0kmのとっても小さな島です。
このように水牛で渡ります。
水牛はもちろん動物なので、移動する時間は牛それぞれなんです(笑)
移動している間は地元の方が歌ってくれる、島唄を聴きながらのんびりと景色を眺めます。
由布島に到着したら、まずは昼食。
秘境の中の秘境島ですが、建物もあったり、植物園があったりとかなり整備されています。
このことはWikipediaの台風と西表正治おじい夫婦を読んでいただければわかると思います。
南の島で頂く昼食は最高に美味しかったです。
昼食後は由布島内を歩きます。
歩くと行っても、道は舗装なんてされておらず、小さな島なので1周しようと思えば出来てしまいます。
その昔、由布島は栄えていたため小学校もありましたが、今はありません。
これも先ほどリンクを貼ったWikipediaを読んでいただければわかると思います。
小学校跡です。
由布島はこのような感じの道が続いています。
舗装されていないとっても、砂浜のような綺麗な砂ですね。
井戸がありました。触ってみましたが、現役のようです。
もちろん、砂浜に出ることも出来ます。
と言っても、本州のように海水浴を楽しむような場所ではありません。
自然の音しか聴こえない砂浜に座って、ボーッと景色を眺めていれば、海水浴なんかよりもずっと良い気分に浸れます。
旅する鞄 〜由布島篇〜
Wayfarer
砂浜へのアプローチ。マンタの飾りが置いてありました。
島内にはこんな公園のようなものもありました。
島内にある「ブーゲンビリア・ガーデン」
続いて、蝶々園。
「黄金のサナギ」です。
別に特別なわけではなく、普通のサナギがこんなに黄金なのだそうです。
実際に見ても、本当に輝いているゴールドです。
それでは、再び水牛で西表島に戻ります。
西表島と由布島を繋ぐ水牛の景色は、八重山の象徴的な風景です。
続いて、フェリーで竹富島に到着です。
まずはグラスボートと言って、船の底がガラスになっており、水中を見ることが出来る船に乗って竹富島周辺の海を遊覧です。
サンゴ礁や、カラフルな熱帯魚をたくさん見ることが出来ます。
(あまり写真には撮れませんでした)
ただ、サンゴ礁も年々減っているらしく、いずれこの景色も見ることが出来なくなってしまうそうです。
続いて竹富島の「星砂浜」です。
ここの砂浜、名前の通り砂の粒をよく見てみると星の形をしているんです。
よくお土産屋さんとかで、瓶詰めにされて売っているのを見たことがあると思います。
日本最南端のお寺。
竹富島島内も水牛車で観光することが出来ます。
島内で一番高い高台に登ってみると、平屋建ての家が建ち並んでいるのがわかります。
高い建物が一切ありません。
竹富島観光を終えたら、大きなフェリーで石垣島に戻り、本日の夕食「石垣牛」を頂き、2日目は終了です。
(3日目)へ続く・・・
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