ドイツ旅行、2日目です。(1日目はこちら)
この日はミュンヘンからレンタカーを借り、ノイシュバンシュタイン城へと向かいます。
ホテルから歩いて5分ほどでミュンヘン中央駅に到着。ここからレンタカーを借ります。
停まっている格好いい列車はICEといい、日本でいうところの新幹線です。
借りたのは現行型のVW GOLF。
POLOの予定だったのですが、アップグレードされてGOLFになりました。広くて、装備も豪華になるので嬉しいアップグレードです。
ドイツでは7割くらいがMT車。
というわけで、当然レンタカーもMT車なので、MT車は運転できないとまずいですね。
ちなみに、大きい車(E-Class以上)だとAT車になるので、ATが良い人は高い車を借りましょう(笑)
そして早速アウトバーンに乗ります。
偶然、横からS-Class Coupéが追い越しをしていますが、自分も140km/hは出ています(笑)
やはりアウトバーンは流れが速く、場所によっては走行車線でも150km/hは軽く出ていたりします。そしてそれを200km/hオーバーの車が追い越していきます。
追い越し車線を走る際は、後ろから200km/hオーバーの車が迫ってくるので常に後ろを確認しておく必要があります。(日本でも同じですけど・・・)なので、追い越し車線をチンタラ走るのは危険です。
ドイツでも日本同様、走行車線からの追い越しは禁止です。そして、日本と違ってしっかりとルールは守られているので、日本の高速道路を走るよりも遥かに安全だと感じました。
そしてアウトバーンを降り、カントリーロードを走ります。
驚いたことに、なんと一般道の制限速度が100km/h!
センターラインのないこんな峠道でも、制限速度は変わらずに100km/h・・・
ドイツ、凄すぎます(笑)
気持ち良さそうな牛たちを見ながら、信号の一つもないこれまた気持ちの良いカントリーロードを6MTを操りながら快走すること約1時間。
そこにはまるで絵画のような世界が広がっています・・・
左側の山肌に建っているのがノイシュバンシュタイン城です!
ちなみに、ノイシュバンシュタイン城の内部を見学するにはなんと5時間待ち(!)
というわけで、そこまでして見たくはないので、外部からの見学とします(笑)
まずは麓のレストランで昼食。
パスタ ボロネーゼを注文しましたが、日本で食べるのと全く変わらず、普通に美味しくて拍子抜けしました(笑)
そしてこちらがSchloss Neuschwanstein(ノイシュバンシュタイン城)。
ディズニーファンの方ならご存知かもしれませんが、シンデレラ城のモデルとなったお城です。
まさに童話の世界に出てくるようなお城で、内部も相当に豪華絢爛です。
しかし、見学するには近くに宿泊し、朝から行く必要があります。
見学する価値はもちろんあると思いますが、1日がかりになるのでご注意を・・・
そしてこちらはSchloß Hohenschwangau(ホーエンシュヴァンガウ城)。
こちらは階段を歩いて15分ほどで城の真下まで行くことができます。
登っている途中からも、ノイシュバンシュタイン城。
こんな感じで街並みを見下ろせます。
土産店や、ミュージアムなどが建ち並んでいます。
後ろに聳え立つ山は、なんと標高2,000m以上あるそうです。
そしてホーエンシュヴァンガウ城の真下までやってきました。
これまたなんとも言えない色合いで、美しい城です。
しかし、こちらも見学するには3時間は待たないといけません(笑)
こちらの馬車でノイシュバンシュタイン城の真下まで行けるそうですが、これまた結構待つみたいです・・・
というわけで、ある程度見学し、土産店を物色したらノイシュバンシュタイン城を後にします。
内部を見学しないと楽しくないか、と言うとそんなことはありません。
この周辺の景色はまさに童話の世界のようで本当に美しく、一見の価値ありです。
是非、訪れてみてください。
帰り道のアウトバーンでは、途中で事故があったようで通行止めになってしまいました。
このようにセーフティーカー(?)が入り、出口まで誘導されます。
さて、GOLF 6MTで250kmほど走りましたが、シフトフィールも良く、エンジンもスムーズに吹け上がり、素晴らしく気持ちの良い車でした。
そう感じさせるのは、もしかしたらドイツの道が感動的に走りやすかったからかもしれません。
しかし、標準のGOLFでこれだけ楽しいのだから、GTIの6MTはさぞかし最高の車なんだろうなと思います。
左ハンドルMTは慣れるとこれまた最高で、全く違和感なく運転できました。
結局、左側通行も右側通行もただ反転しただけなので、ほとんど問題はありませんでした。
というわけで、ホテルに帰ってきました。
前日と同じ、ミュンヘン駅からほど近いホテルです。
一休みしたら、夕食を食べに出発です。
ホテルから歩いて15分ほどで着いたのは「Augustiner Bräu(アウグスティナー)」
アウグスティナーは、なんと630年もの歴史を持ち、ミュンヘンで一番古い醸造所です。
歴史を感じさせる建築様式は非常に美しく、夜に見るその姿はまさに「見事」の一言。
ちなみに、ミュンヘンではホーフブロイハウスというビアホールが有名ですが、料理の質や店員さんの対応がこちらの方が良いということを聞き、こちらに決めましたが、結果は大正解!
写真では伝わりませんが、1階部分だけで1,000人以上を収容できる広さがあります。
「ビアホール」というのはいわゆる「酒場」で、世界中から旅人たちが集い、杯を交わしています。
その雰囲気はもう「最高」としか言いようがなく、当然ですが日本の居酒屋とは何もかもが違います。
隣に座っていたのは恐らくアメリカ人ですが、料理の写真を撮っていたら「そんなもの撮ってないで、写真撮ってあげるよ!」と言われてしまいました(笑) 料理の写真を撮るのは日本人だけでしたね・・・
ちなみに、英語のメニューが用意されているので安心ですし、注文も英語で問題ありません。
本場のドイツビールで乾杯し、美味くて量の多いドイツ料理を食べながら、1日を終えます。
なんて素晴らしい日でしょう。早くもドイツの魅力に感動していました。
こんな素晴らしい店があったら毎日通ってしまいそうです。
(3日目)へ続く・・・
|