Zが我が家に来て、5月で2年を迎えます。
大きなトラブルは無く、いたって好調なので車検も概ね問題無いと思われます。
では全く気になるところは無いかというとそれもまたビミョーなところで、いくつか気になるところがあるので忘れないように記しておきたいと思います。
・ニュートラル時にクラッチを繋ぐとシャラシャラ音がする → 問題無いことを確認しました
・サイドブレーキの効きが甘い
・フロントウィンドウスクリーンの目の前に飛び石キズ
・リアのナンバー灯の左側が時々点灯しない
とまあ、以上が車検を通す上で影響がありそうなところ。
クラッチからするシャラシャラ音は聞いてもらったところ問題はないそうです。(こんな音普通するかなぁ・・・)
サイドブレーキはZ33は効かないことで有名(笑) ドラム式で、効きを改善するにはサイドブレーキシューを交換するか、ワイヤー調整。
ただ、結局ワイヤー調整しても気休め程度で、かと言ってブレーキシュー交換するかといったら微妙。最後のワンノッチまで思いっきり引けば今のところ止まれるので、しばらくは様子見です。
飛び石キズはいつ付いたのかあまり記憶になく、大きさも5mmくらいで小さいのですが、運転席の目の前ということもあり、地味に気になります。
リアのナンバー灯が点灯しないのは割りと最近。ライトを押し込んでみたり、バンパーを軽く叩いてみたりすると再び点灯するので接触不良。切れてたら交換すれば良いけど、接触不良とかが一番面倒だったり。
それから、車検にはあまり関係ないけど(ちょっとはあります)気になる所。
・ブレーキのペダルタッチを改善したい
・ヘッドライトの曇り(これは仕方ないね。交換は30万コースなので磨いて誤魔化します。)
・フロントタイヤがそろそろ・・・(リアタイヤと同時交換したいので、エコ走行して持たせます。)
今回の車検では主にブレーキ関連にちょっと手を入れてみようかと思います。
今現在付いてるブレーキパッドは最初から付いていたもので、どこの製品かは不明。ダストも少なく、ブレーキ鳴きも一切無いので恐らく純正品か、低ダストブレーキパッド。そのお陰でホイールを頻繁に洗う必要が無いのはありがたいのですが、もう少し手前でリニアに効いてくれると嬉しい。
もともとサーキットを走るわけではないので、絶対的な制動力は不要です。それよりも、コントロール性を重視したブレーキパッドが良いです。
我が家のZ33はベースグレードで住友ブレンボが付いていないので、パーツ代が安く済むのはとてもありがたいです。
この年代の国産車の住友ブレンボは見た目重視で、サーキットを走るには足らず、街乗りではパーツ代が高いという中途半端な代物で、バネ下重量を重くするだけの重量物なので付いていなくて正解でした。
「対向キャリパーだと良く効く」というのも一概にそうとは言えず、最終的に制動力はブレーキパッドに依存します。
もちろん、片押しキャリパーよりもローター径もパッド面積も大きいブレンボの方が制動力は高いですが、もし仮に同じなら制動力も理論上は同じ。ただ容量が大きい(放熱性が高い)分、耐フェード性は対向キャリパーの方が上です。
BMWのM3(E92)や、メルセデスのAMGなんかも実は片押しキャリパーです。見た目は二の次で、合理的なクルマづくりをする辺りは非常にドイツ的です。
なんだか片押しキャリパーの負け惜しみみたいになってしまいましたね(笑)
さて話を戻して、ブレーキの効き具合は当然ブレーキペダルで調整するわけですが、それにも2種類存在します。
一つはペダルのストロークで調整するタイプ。今のZはコレです。そしてもう一つは踏力で調整するタイプ。
ストロークで調整するタイプは街乗りでのブレーキコントロールが楽でカックンブレーキになりにくいというメリットがありますが、一方でワインディングロードなどで強めにブレーキングする時に「グニャッ」というフィーリングがあり、これがどうも気になる。
一方で踏力で調整するタイプは踏み込んだ際に「カチッ」というフィーリングと共に、そこからグググッと踏み込んで効きを調整します。世界一のブレーキと言われているポルシェなんかもこのタイプらしいですね。
ブレーキのペダルタッチはキャリパーにも依存するので完全に変えることは不可能ですが、近づけることは可能です。
今求めているペダルタッチとしては、街乗りの常用域ではストロークで調整し、そこからプラスαの領域へ踏み込むと「カチッ」というフィーリングと共に踏力で調整出来るブレーキです。
随分贅沢な要求ですが、それが可能かどうかはさておき、恐らく近づけるであろう製品は注文しておきました。
次回、紹介します。
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