9月 182015
「ダートの小道を駆け上がると、茜色の大空が待っていた。」
北海道十勝郡の昆布刈石展望台。
ツーリングマップルにも「太平洋を見渡す大眺望」と記されているこの場所は、海を見渡すのに最適だ。
時は夕暮れ、道道1038号を走って向かうと、台風17号の高波の影響で通行止めだった。
諦めかけて、国道336号から向かうと、ダートへの入口が見えた。
ゆっくりと慎重にクルマを走らせ、駆け上がる。
すると、茜色に輝く広大な夕焼け空が待っていた。
忘れられない旅の一コマ。
本来は海の眺望が魅力の展望台なのかもしれないけど、僕はこの広大な空に感動した。
陽は沈み、もうじき夜が訪れる。
誰もいないこの展望台で、聴こえるのは波の音。感じるのは潮風。香るのは潮の匂い。
北の大地で一人、孤独を感じていた。
18きっぷのポスターに影響を受けて、及びもしない拙い文章で真似してみました(笑)
完全に自己満足の世界です^^;